経済学部と商学部の違いって?

こんにちは!最難関大学受験IRLです。
「商学部と経済学部って、名前が似ていて違いがよくわからない…」
大学進学を考える高校生から、よくこんな声を聞きます。実は、私も高校生の頃、同じように迷っていました。
今回は、そんな自分の経験も踏まえながら、現役一橋大学経済学部のチューターが、経済学部と商学部の違いについて簡単に紹介します!
みなさんの学部選びの参考になれば幸いです。

🔍【まずはざっくり比較!】

経済学部商学部
学ぶ内容社会全体のしくみ
(景気・物価・失業・政策など)
ビジネスの実務
(会社の仕組み・経営・会計など)
学びのスタイル理論中心
モデル分析・数学や統計も使用
実践的
ケーススタディ・企業連携など
向いている人社会のしくみに関心がある
論理的に考えるのが好き
起業したい
営業や販売に興味がある
卒業後の進路公務員・金融・シンクタンク・企画職など企業の企画・経理・マーケティング職など

💡【もっと詳しく!それぞれの学び】

📈 経済学部で学ぶこと(社会を数字と理論で読む!)

・ミクロ経済学(個人や企業の行動分析)
・マクロ経済学(国の景気や失業・物価の変化)
・計量経済学(統計でデータを読み解く)
・経済史、国際経済、労働経済など
「統計」や「数学」を使ってデータに基づい分析を行います。『税金の政策の効果』や『効率的な資源配分』についてなど社会全体の仕組みに着目します!

🏢 商学部で学ぶこと(ビジネスの現場へ直結!)

・マーケティング(商品やサービスを効率的に売る方法)
・会計学(企業の経営状況の分析)
・経営戦略(企業全体の活動方針など)
・消費者行動、経営組織論、ビジネス・エコノミクスなど
実際の会社の動きや数字の管理に関する学問です。『どんな広告が効果的か』『顧客データ分析』についてなど実際の企業活動に役立つ知識を学びます!

👤【筆者の体験談】〜経済学部を選んだ理由〜

私が経済学部を選んだ理由はいくつかありますが、最終的な決め手は、実はとても現実的なものでした。それは、配点のバランスと、塾のチューターさんのアドバイスです。
私はもともと社会の仕組みやお金の流れに興味があり、「経済学ってなんとなく面白そう」と思っていたのですが、商学部とどちらにするか、正直かなり迷っていました。
そんなとき、担当チューターさんに相談したところ、一橋大学の入試配点を表にして見せてくれました。一緒に見比べてみると、経済学部は共通テストの配点が少なめで、2次試験の数学の配点が高めだと分かりました。

一橋大学入試科目配点(2025年5月時点)

英語数学国語地歴共テ
経済学部260260110160210
商学部235230110125300

私は、そこで初めて、数学が得意で共通テストが苦手な私にとって、経済学部の方が有利な配点かもしれないと気が付きました。チューターさんも「得意科目で勝負できる学部を選ぶのは大事だよ」と背中を押してくれました。結果的に、今は経済学部でマクロ経済学や統計、労働経済学について学びながら、「やっぱり自分に合っていたな」と感じています。

✅進路選びのヒント
「興味」と「配点、得意科目」のバランスを見て決めるのも一つの戦略です!

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